「集中力」の豆知識
ビジネスこんにちは、デザイナーのかじやまです。
今回はお仕事に活かせる、集中力の豆知識をお話いたします。
人間の集中力はそれほど長く続くものではありません。
集中力を持続できるのは平均的な成人で30~50分、長くても90分といわれています。
学校の授業時間を考えてみれば、分かりやすいですね。
小学校は45分・中高では50分・大学では90分で1単位となっており、理にかなっています。
では、なぜ集中力は途切れてしまうのでしょうか?
まず1つの原因として、危険を避けるための本能が挙げられます。
人間といえども、元は野生で暮らした動物。
何かに集中しすぎてしまうと周りの状況を察知できなくなり、命を脅かされてしまいます。
もう一つの原因は疲労の蓄積です。
「集中が切れた」と思ったら、一度休憩を挟んで疲労を回復させましょう。
集中力には個人差がありますが、短い間しか集中できないという方でも大丈夫。
ご自身の集中力の周期を把握できれば、例え小刻みでも、集中のON/OFFを繰り返して効率よく作業を行うことができます。
では最後に、集中のON/OFFを上手く切り替え、作業を行うためのコツをご紹介します。
集中のON/OFFを上手く切り替えるコツ
小休止を挟む
集中力を回復させるための方法として、コーヒーを飲んだりお菓子を食べるといった休憩が挙げられます。
休憩のタイミングは、1つの仕事が終わったキリの良いタイミングよりも、作業途中のすこし半端なタイミングがおすすめです。
人は「完了した仕事よりも、未完了の仕事の方が記憶や印象に残りやすい」という傾向があります。(ツァイガルニク効果)
未完了の仕事があるとそれが気になり、「作業に戻ろう」というモチベーションにつながりやすいのです。
前向きな思考を持つ
時間を忘れて好きなことに取り組んでいることはありませんか?
当然ですが、やりがいのある仕事はそうでない仕事よりも長時間集中して取り組むことができます。
どんなに小さな仕事でも、お客様や上司はあなたを頼って依頼しています。
「期待に応えよう!」とやりがいを見出せれば、集中力も仕事の質もきっと上がります。
適度な休息と睡眠
集中力と脳には密接な関係があります。
昼休みに昼寝をしたり、一日の終わりにはしっかりと睡眠を取って脳の状態を整えましょう。
まとめ
集中力の扱いに長けた人は、適度に頭の中で集中のON/OFFを切り替えています。
ご自分の集中周期で、無理なくお仕事の効率アップを目指しましょう!
デザイナー、かじやまでした。