【保育園】認可と無認可、公立と私立はどう違うの?
オフタイムこんにちは、K2です。
私事ですが2017年8月に長男を出産し、翌年4月から子供を保育園に預けて復帰しています。
本日は、私が産休育休中に調べた保育園(認可・認可外・公立・私立)の種類と特徴をお話しします。
これから保育園に預けて働かれる予定の方は、ぜひ参考にしてくださいね。
認可保育所(認可保育園)
設備や広さ、保育士の人数といった国の基準を満たした保育園を認可保育所といいます。
入園選考の基準
認可保育所の入園選考は市町村が行います。
入園を希望する理由(育休からの復帰など)・その他各家庭の状況から保育の必要度が算出され、必要度が高い世帯から優先で入園が決まります。
認可保育所のメリット
- 国の定めた基準を満たしているため、子供を預ける上で安心感があります。
- 園舎や園庭が広い施設が多いです。
- 国や自治体から運営費が出ているため、ほとんどの方は安い保育料で利用することができます。(世帯の所得に応じて利用料が決められるため、高所得世帯の場合は認可外より高くなることもあります。)
認可保育所の種類(公立・私立)
認可保育所は「公立(自治体が運営)」「私立(民間が運営)」に分けられますが、保育料は同じです。
公立の認可保育所の特徴
- 先生が(パートや非常勤の先生を除いて)公務員のため、勤務歴の長い先生が比較的多いです。
- 異動があるため、先生に魅力を感じて入園を希望しても、在園中にいなくなってしまう可能性が高いです。
私立の認可保育所の特徴
- 運営母体によって様々な方針(カトリックで礼拝をするなど)や特色(英会話、リトミックなど)があります。
- 夜間保育などの時間外保育サービスが充実している保育園もあります。
- 基本の保育料は公立と同じですが、園独自のサービスで追加料金がかかるなど、トータルの利用料は公立よりも少し高くなる傾向があります。
認可外保育所(認可外保育園・無認可保育園)
設備や広さ、保育士の人数が足りないといった理由から、国から認可を受けていない保育施設です。
入園選考の基準
園によって異なります。
認可外保育所のメリット
- 認可保育所の優先順位が低い家庭でも、認可外保育所であれば選考基準が園ごとに異なるため、問題なく入園できる可能性があります。
- 「国の基準に達しない保育園=危険」というわけではありません。(施設が狭いなどの理由で)国の基準は満たしていないけれどきちんと保育してくれる園もたくさんあります。
- 園ごとに特色は様々で、休日保育といったサービスや、教育的な内容が充実している園もあります。
自治体助成施設(「横浜保育室」「認証保育園」など)
認可外保育所の中で、自治体独自の基準を満たしたもの。
横浜市の「横浜保育室」や東京都の「認証保育園」などがあります。
また、以下のようなものも認可外保育所に含まれます。
- ベビーホテルなどの保育施設
- 企業が従業員のために設けている事業所内保育所
その他の保育施設
認可保育園・認可外保育園以外にも保育施設があります。
ざっくりですがまとめてみました!
認定こども園
幼稚園機能(幼児教育)と保育園機能(保育)を併せ持つ一体型施設です。
保護者が就労していなくても利用することができます。
保育ママ(家庭的保育事業)
0〜2歳くらいまでの子供を、市区町村の認定した家庭的保育者「保育ママ」が保育します。
個人宅で子供を預かるところや、複数の保育ママが集まり、マンションの1室を借りて保育するところがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これからご出産される方や、お子様がいらっしゃって職場復帰される予定の方はぜひ参考になさってください。
ではでは、K2でした。