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【おすすめ本】男の子を伸ばす母親が10歳までにしていること

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わが子をちゃんと育てたい、大切にしたい。
そう思ってはいても、子育ては誰かに「こうすれば正解!」と教えてもらえるわけではありません。
特に、子供が異性(男の子)だと自分の子供の頃と違う部分も多く、余計に「どうやって育てれば良いのだろう?」と困っている方も多いのではないでしょうか?

本書ではそんな親に向け、開成の校長先生 柳沢幸雄さんが男の子が伸びる育児のポイントを紹介しています。

開成の校長先生というと「お受験をする子の親向けの本?」と思われるかもしれませんが、本書は特に受験とは関係ありません。子供との基本的な向き合い方を教えてくれる、すべての親に読んでほしいような本です。女の子の親が読んでもよいと思います。

本書はおおまかに、「3歳になるまでに親がすべきこと」「就学前までの男の子に身につけさせたいこと」「気をつけてあげたい10歳までの男の子のこと」「勉強の習慣づけと中学受験への取り組み方」の4章に分かれています。
今回はその中から一部を抜粋して本書をご紹介します。

3歳になるまでに親がすべきこと

「3歳になるまでに親がすべきこと」の章のなかから、ひとつご紹介します。

子どもが安心できる「居場所」をつくる

3歳までの子どもを育てる上で最も大切なのが「自分は愛されている」という実感を与えること。「家は最も安心できる場所だ」と感じられることが、子供のその後の成長の土台になるといいます。

現代では私と同じように働く母親が多いですよね。子どもと過ごせる時間が少ないため、充分な愛情を与えられるか不安な方もいらっしゃるのではないでしょうか?

著者は「子どもに愛情を与える=24時間一緒にいることではない」といいます。

子供を保育園に預けている場合は、子どもに「保育園も安心できる空間だ」と感じてもらうことが大切です。そのために親ができる、具体的なことをご紹介します。

  • 「今日は先生とボール遊びをしたんだね。」「お友達のAちゃんは優しいね。」などと保育園でのことを子供と話す。
  • 子どもの前で保育園や先生の悪口を言わない。
  • 一緒にいられる時間を充実させる。

就学前までの男の子に身につけさせたいこと

次は「就学前の男の子に身につけさせたいこと」の章のなかから2つご紹介します。

子どもを王様にしない

さきほど「子供に愛情を与える」と書きましたが、「親がなんでもやってあげる」ことは別物です。

子ども可愛さに、つい世話を焼いてあげたくなってしまうという方もいらっしゃるかもしれません。また子供が慣れるまでは、お手伝いをさせるとかえって時間がかかってしまうので、親がやってしまった方が楽ですよね。
だからといってなんでも親がやってしまっては、子どもはいつまでたっても身の回りのことを自分でできるようになりません。

子育てのゴールは「親が死んだあとも自分で食べていける人間にする」ことと、「親から自立させる」ことです。
子育てをする上で、このゴールを忘れてはならないと著者はいいます。

垂直比較、水平認識

私もですが、親はどうしても、自分の子供を他の子供と比べて見てしまいますよね。

でも例えば「Aちゃんは○○が上手なのに、どうしてあなたはできないの?」と言うなど、他の子供と水平比較してはいけません

子供同士で比較するのではなく、子ども自身の過去と垂直比較することが大切です。「この間よりも○○が上手にできたね!」といったような感じですね。

だからといって「自分の子にしか関心をもたなくていい」というわけではありません。
親が「他の子はどんな感じかな?」「他の家ではどんな子育てをしているのだろう?」と広い視野(水平認識)をもつことは大切だと著者はいいます。

まとめ

どの親にとっても大切な、子育ての基本を教えてくれる本です。子供が男の子でも女の子でも、ぜひ一度読んでいただきたいです。

何か特別なことをしなければならないのではなく、子どもと丁寧に向き合うことがなにより大切なのだと実感しました。はじめての子育てで不安だという方もちょっと安心できるのではないでしょうか?

私も、本書をときどき読み返して参考にしながら子育てをしたいと思います。

ではでは、K2でした!

データ

・男の子を伸ばす母親が10歳までにしていること/柳沢幸雄(朝日新聞出版) amazonで見る

WRITER

K2

印刷物・Web・動画制作会社「NET SANYO」の中の人。ホラーゲームが好き。