「燃えよ剣」土方歳三の名言から学ぶ、ビジネスの流儀とは?
ビジネスこんにちは、NET SANYOのK2です。
新選組副長として知られる土方歳三。
その生涯を描いた小説「燃えよ剣」をご存知でしょうか?
歴史小説ではありますが、歳三の戦い方・考え方はビジネスにも活かせるものが多くあります。
そこで今回はこの小説「燃えよ剣」の中から、ビジネスに役立つ土方歳三の名言3つをご紹介いたします。
「あいつらも弾のなかにいる」
鳥羽伏見の戦いで、永倉新八率いる二番隊に突撃を指示した歳三。
その後、銃弾が飛んでくる中にもかかわらず、歳三は土塀の上にとびあがり胡坐をかいてしまいました。
驚いた隊士らは歳三を土塀から降ろそうとしましたが、歳三は上記の言葉を返し、土塀の上から動きませんでした。
「安全な場所から指示するのではなく、自分も隊士と同じ状況に身を置いてこそ、隊士が『この将のためなら』と思い動いてくれるのだ。」という歳三の考えが分かるシーンです。
ビジネスにおいても、「部下を従わせたいならば、まず自らが行動で示し、相手の信頼を得なければならない。」という点では同じですね。
「この敵の配置は、たったいま現在のものです。もう一刻たてばどう変化するかわかりません。喧嘩の前には忘れますよ」
歳三は、戦の前には必ず地形偵察し、精密な地図を作っていました。
地図に感心した林権助が「これで戦さをなさるのか」と訊いたところ、歳三は上記の言葉を言って地図を破り、火鉢の中に投げ入れてしまいました。
ビジネスにも同じことがいえます。
「ものごとを始める前には、入念に事前調査を行う。」
「最初に立てた計画通りに進めれば良いのではなく、その場の状況をみて臨機応変に判断することも必要。」
歳三のこの戦い方は、ビジネスで勝利するためにも必須です。
「どうなる、とは漢の思案ではない。(中略)おとことは、どうする、ということ以外に思案はないぞ」
将軍が朝廷に大政の返上を申し出たという状況で、「新選組はこの先、どうなるのでしょう」と訊く沖田に対し歳三が返した言葉です。
歳三は「おらァね、世の中がどうなろうとも、たとえ幕軍がぜんぶ敗れ、降伏して、最後の一人になろうとも、やるぜ」と話しています。
歳三は世の中や勝ち負けに関係なく、ただひたすら自分の信念に則り、道理を通すと決めていました。
ビジネスでも、逆風にさらされたりトラブルに遭遇したりといった苦しいときがあるかと思います。
歳三は「おとことは」と言っていますが…男女関係なく、どのような状況でも「どうなるのか?」ではなく「自分はどうするか?」と考えられるようでありたいですね。
まとめ
いかがでしたか?
歳三の、偵察と策をなにより重視する戦の仕方は、ビジネスにも必要なものです。
また部下をもつ立場の方であれば、歳三のように自分なりの信念を持って働くことで、部下もより一層「この人について行こう」と思えるのではないでしょうか。(歳三のように厳し過ぎる必要はありませんが…。)
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ではでは、K2でした。