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【書評】独創的仕事人の考え方・働き方

ビジネス

こんにちは、K2です。

今回は元博報堂制作部長、高橋宣行さん著の「オリジナルワーキング」をご紹介したいと思います。
 

博報堂の仕事は「考えて・創って・成果を出す」こと。
当然、他と違うこと=オリジナリティを常に求められます。

ですが博報堂のような業種に限らず、独創的でマルチな人材はどの業種でも仕事を広げ、そして仕事を楽しむことができるのだと著者はいいます。
 

本書では、著者が勤務経験から得た「独創的な仕事人としての生き方、考え方、仕事術」を書いたものです。
今回のブログでは本書の一部を紹介させていただきたいと思います。 

自分の「商品力」を高める

ビジネスにおいて、企業が個性を主張しなければならないのは当然のこと。
ではあなた個人はどうでしょうか?

あまり自己主張できていないという方、あるいはあまりその必要を感じないという方もいるのではないでしょうか?
 

企業だけでなく個人も、ただ与えられた課題に合わせて仕事をするだけの「作業人」ではなく、自分ならではの提案性をもつ「独創的仕事人」であるべきだと著者はいいます。

「自分が提供できる価値」「自分にしか提供できない価値」を意識し行動することが、社会の中での自分の「商品力」を高め、クリエイティブなビジネスにつながっていきます。(84ページより)

時代が変わるのに、「このままでいいのですか?」

人々の価値観や習慣は日々変化し続けています。
その中で生き残るには、時代に合った一番いい物を常に考えなければいけません。

「創造とは破壊だ」

創造=クリエイティブに不可欠なのは「過去を否定し、壊す」こと。

  1. 前例を壊し
  2. 情報を組み合わせ
  3. 新しい価値を作り出す

…この3つがクリエイティブのセオリーであると著者はいいます。(76ページより)
 

「新しい価値づくり」を行った事例2つを本書から抜粋いたします。

いずれも①過去を否定し、②人々の価値観や習慣、市場といった情報から③新しい価値をつくり出しています。

旭山動物園

動物の身体的特徴を見せる形態展示から、動物の生態や能力を見せる行動展示へ。

明治製菓

甘いチョコから、カカオ分72%以上の苦いチョコへ。(健康とおいしさを考えた大人のチョコレート「チョコレート効果」)

独創的仕事人には「深い絆づくりへどうつなげるか」の視点が必要

著者は、独創的仕事人に欠くことのできない能力として「先につながる信頼を勝ち取る力」を挙げています。
 

点(その場その場)で良いアイディアを出せる人は多くいます。

しかし一方で、相手との信頼をつくり、持続する関係をイメージできる人は意外と少ないと著者はいいます。

目指すべきゴールは、相手から信頼され「あなたがいないと困る」といわれるような、深くいい関係。すなわち「ベストパートナー」なのです。(94ページより)
 

最後に、ベストパートナーに求められる姿勢6項目を本書からご紹介したいと思います。

ベストパートナーに求められる姿勢6項目

  1. 「顧客本位」の発想で考えよう
  2. 「先」を読み、「全体像」を描こう(変化を嗅ぎ分け、先へ、全体にどうつなげるか)
  3. 自分の「想い」を持ち、そこに周りを巻きこもう(「私ならこうしたい」という想いで引っぱっていこう)
  4. 「感性+理論」をエンジンにして、動かそう(創造性とロジックの両輪で感動させていく)
  5. 世の中を「動かす」ことを面白がろう
  6. 「自分ブランド」を磨くことにつなげよう(常に連続性を持って、前へ、前へ)

まとめ

ビジネスにおいて、提案のできる人間・独創的な人間であれと求められることは多々あるかと思います。
しかし、そのようなビジネスパーソンになるための方法を聞ける機会はあまりないのではないでしょうか?

前著「オリジナルシンキング」の続きということで重複する部分もありましたが、独創的な仕事をする上での根っこが理解でき、新入社員にも中堅社員にもおすすめできる本だと思います。


データ

  • 著名:オリジナルワーキング
  • 著者:高橋宣行
  • 出版社:株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン
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WRITER

K2

カタカナビジネス用語ってめちゃくちゃ多いから、適当なカタカナの羅列に適当な意味をつけただけの言葉を混ぜてもバレない気がする。嘘のビジネス用語が日本中に広まったら面白そう。