こんにちは、NET SANYOのK2です。
「ターゲットを引きつけるキャッチコピーを作りたい。でもどんなものが良いのか分からない」……とお悩みではありませんか?
そこで今回は「集客できるキャッチコピー」を作るためのポイント6つをご紹介します。ぜひ商品やサービスの広告に取り入れてみてくださいね!
1.ターゲットを明確に設定する
キャッチコピーづくりの前に、まず具体的なターゲットを設定しなくてはなりません。このターゲティングが不十分ですと、誰にも反応されないぼんやりとしたキャッチコピーになってしまいます。
まずはターゲットのニーズや、不満に思っているであろうことをリストアップしてみましょう。次にあなたの商品の特長をリストアップします。
あなたの商品により「誰の」「どのような悩みを解決することができるのか」を整理し、それが相手に使わるようなキャッチコピーを作ります。
ターゲットの絞ったキャッチコピーの例を、いくつかご紹介します。
(例1)誰の、どのような悩みを解決できるのかを書く
- 「サンヨウスクールで、誰でもwebデザイナーに!」→「サンヨウスクールで、未経験から3か月でwebデザイナーに!」
(例2)ターゲットの悩みを言い当てる
- 「洗濯物の洗い分け、面倒くさくない?」
- 「何度も繰り返すあかぎれに悩んでいませんか?」
- 「膝の痛み、歳のせいだと諦めていませんか?」
2.「ユーザーにとっての価値」を示す
「ドリルを売るには穴を売れ」という言葉を聞いたことがありますか?
ドリルを探す顧客は「高機能なドリルを買うこと」を求めているのではありません。「思い通りの穴を空けること」を求めているのです。「顧客が本当に欲しいものが何なのか考えなさい」ということですね。
キャッチコピーにも同じことがいえます。
商品にいくら先進的な技術が搭載されていても、それでユーザーを惹きつけることはできません。ユーザーが興味を持つのは「その技術によって、私に何の得があるのか?」という部分です。
キャッチコピーが「ユーザーにとっての価値」を示せているかどうか、今一度見直してみましょう。
- 「業界初!トリプルサイクロン技術搭載の掃除機」→「さっとかけただけで、カーペットに絡まったゴミも逃さない掃除機」
3.数字を示す
キャッチコピーの効果を高めるには「数字」がとても有効です。数字を提示することでキャッチコピーに客観性が生まれ、説得力をもたせることができます。
- 「セミナー受講者のほとんどが営業成績UP」→「セミナー受講者の89%が営業成績UP」
- 「とてもたくさん売れています」→「1日に1万個販売」
- 「大人気!」→「当店一番人気!」
「お手軽さ」が売りの商品の場合も、数字の提示が効果的です。「どのくらいお手軽なのか」をはっきり示すことにより、購入へのハードルを下げることができます。
- 「サンヨウスクールで、未経験からwebデザイナーに!」→「サンヨウスクールで、未経験から3か月でwebデザイナーに!」
- 「好きなだけ食べても太らない人に共通する習慣」→「好きなだけ食べても太らない人に共通する、たった1つの習慣」
4.具体的な人物を示す
人は、権威性のある人や有名人が使っているものを「価値が高い」と感じる傾向があります。キャッチコピーにもこの心理効果を活用することで、商品を魅力的に感じさせることができます。
- 「東大現役合格する人のノートの取り方を徹底解説」
- 「銀座No.1ホステスが実践している接客とは?」
- 「マツコデラックス絶賛!」
有名人でなくとも「お客様の声」を掲載するのは効果的です。「お客様の声」は数字と同じく客観的なものですので、掲載することにより説得力が向上します。
5.数や期間を限定する
コンビニでお菓子等を買うとき、パッケージに「夏限定」といった言葉があるとつい手に取ってしまいませんか?
マーケティングで良く使われるテクニックとして「数や期間を限定する」というものがあります。キャッチコピーにこれを取り入れることで、ユーザーに「早く買わなきゃ!」と思わせ、購買意欲を高めることができます。
「期間限定」「先着○名様まで」「残り○個」といった表現を盛り込んでみましょう。
6.表現を工夫する
広告表現は繊細で、「見出しの中の言葉ひとつで反響が大きく変わる」とも言われています。
キャッチコピーが固まってきたら、今度は表現をさらに改善できないか、細かい部分にも着目しましょう。
表現を工夫し、想像をかきたてる
キャッチコピーの意味は同じでも、商品の利用シーンを想像させるような文章を入れることで、商品の魅力を引き立てることができます。
例えば「美味しいキムチ」というコピーと「ご飯が止まらなくなるキムチ」というコピー、どちらが目を引くと思いますか?おそらく後者の方が「美味しすぎてあっという間にご飯を平らげてしまう」というリアルなシーンが頭に浮かび、食欲をそそられるのではないでしょうか?
他の例もご紹介します。
- 「座り心地のいいクッション」→「立てなくなるほど座り心地のいいクッション」
- 「もちもち肌」→「吸い付くようなもちもち肌」
ひらがなやカタカナで印象を変える
同じ言葉でも、漢字・ひらがな・カタカナで、受ける印象や可読性が異なります。
一般的に漢字やひらがなで書かれる言葉をカタカナにすることで、良い意味で違和感を生み出すテクニックはよく使われています。
- 「大人も子供も夢中になれる」→「オトナもコドモも夢中になれる」「おとなもこどもも夢中になれる」
まとめ
キャッチコピーの作りのヒントとしてご活用いただけたら幸いです。
ではでは、K2でした!
参考