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インタラクティブ動画とは?広告に導入する効果と事例

動画

こんにちは、NET SANYOのK2です。
マーケティング手法として注目されている「インタラクティブ動画」というものをご存知でしょうか?

インタラクティブ動画とは、ユーザーへ一方通行に発信する普通の動画ではなく、ユーザー自身が操作できる動画のことを指します。

今回はインタラクティブ動画のご説明と、マーケティングにおける活用法、そして導入による効果をお話しいたします。

「インタラクティブ動画」とは

インタラクティブ動画とは、ユーザーへ一方通行に発信する動画ではなく、ユーザーが操作・参加・体験することができる動画を指します。

動画の再生中にユーザーが操作を行えて、その操作によってその先の動画の内容が変わる……といったものです。ゲームではお馴染みの手法ですね。

ここ数年、このような仕組みの「ユーザー参加型」動画コンテンツが生み出されるようになり、マーケティングの新方法として注目されています。

インタラクティブ動画の4つの効果

インタラクティブ動画をマーケティングに導入することで、どのようなメリットがあるのでしょうか?インタラクティブ動画による4つの効果をご紹介します。

PR効果

ユーザーに仕掛けを楽しんでもらうことで、普通の動画より更に強い印象を与えます。ユーザーの印象に残ることで、より深く動画の内容を認知してもらうことができます。

SEO効果

動画SEOにおいては、動画の視聴数だけでなく再生時間や離脱率も重要なポイントとなります。

ユーザーが参加して楽しめるコンテンツを提供することで動画再生時間が延び、SEO対策になります。

エンゲージメント効果

動画を再生しながら他の操作を行う「ながら見」は、今の若年層には一般的な視聴スタイルとなっています。

インタラクティブ動画は「ユーザー側の操作がある」ことで「ながら見」を防ぎ、動画の内容への集中を促します。

ユーザー参加型の動画により視聴時間が伸びるため、動画内容の理解を深め、よりコンバージョンに近づけることが可能です。

ユーザー行動の分析

動画内でのクリック(タップ)操作や離脱場所の情報を取得し、解析することが可能です。

普通の動画よりも詳細にユーザー行動を分析できるため、動画の改善へと繋げることができます。

インタラクティブ動画の活用例

インタラクティブ動画は商品宣伝や採用強化など、様々な目的で活用されています。今回は活用事例の中から2つをご紹介します。

採用強化

http://www.raptmedia.com/customers/deloitte/

デロイト ニュージーランド社の採用強化動画「Will you fit into Deloitte」。訳すと「あなたはデロイト社の社風にマッチしますか?」といったところでしょうか。

動画では社員の1日を体験することができます。動画中、所々で主人公の行動を問う選択肢が出現し、ユーザーの選択によってその先の動画の内容が変わります。

求職者に社風を知ってもらいミスマッチを防ぐとともに、会社を魅力的に見せています。
仲の良さそうな同僚達とのやり取りを疑似体験する中で、「自分もこの中で働きたい」と感じさせられます。

販売促進

動画は現在は非公開となっております。

ファッションブランド「ASOS」のインタラクティブミュージックビデオ。
ブランドを身に着けたモデルたちが登場するミュージックビデオなのですが、ユーザーが再生途中に好きな色を選択すると、モデル達の服がその色に切り替わります。

クールな動画でユーザーをブランドの世界に惹き込み、ECサイトへと誘導します。

まとめ

インタラクティブ動画を活用する企業は増えつつありますが、日本ではまだそれほどメジャーではありません。いち早く導入することで、ユーザーに強烈な印象を与えることができます。ユニークな企画であれば、SNSでの拡散も狙えるでしょう。

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ではでは、K2でした。

WRITER

K2

印刷物・Web・動画制作会社「NET SANYO」の中の人です。Perfumeにドはまりしている息子(3歳)により、一緒に歌う際のっち役をするよう命じられました。頑張ろうと思います。