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デザインで成功するための「切り口」

デザイン
本

私ども商業デザイナーが制作の際に考えること…それは、何をすればお客様の目的をかなえる事ができるか。
「どんなデザインが良いか」は用途や目的から導き出されるもの、つまり二次的な要素です。

フリーのデザイナーさんから有名なコンサルの先生まで、「現場」を大切にするデザイナーさんは結構多いんです。

デザイナーは「サービス業」。
客観的視点に基づいた適切な成果物を創るためには、サービス精神が旺盛でなければなりません。

だからといって、あれこれ盛り込みすぎて、何を伝えたいのかが見えなくなってしまっては本末転倒です。

ご提案する成果物が何に対して効果を発揮し、どのように作用するのか?適宜内容を精査しなければなりません。

またお節介かも知れませんが、クライアントの得意な分野や長所を伸ばすために使えるよう、クライアントの苦手な分野もあわせて見極め、ある意味経営者的に、俯瞰的な視野で物事を考えます。

ポテンシャルを引き出し、無理や背伸びをせずに問題解決ができるよう、ムリ・ムダ・ムラを極力なくす。

デザイナーとクライアントが二人三脚となってその思いを形にし、その成果物が「お客様と商品を結びつける媒体」となれば幸いです!

そして、そのデザインがクライアントの新たな「切り口」として結果を残すことができれば、成功したといえるでしょう。

出典・参考文献

WRITER

K2

印刷物・Web・動画制作会社「NET SANYO」の中の人です。Perfumeにドはまりしている息子(3歳)により、一緒に歌う際のっち役をするよう命じられました。頑張ろうと思います。