3大SNSの特性と、企業がSNSを運用する際のポイント
ビジネスこんにちは、K2です。
スマートフォンの普及に伴い、SNSをマーケティングに活用することはごく一般的なこととなりました。
誰もが簡単に導入でき、情報発信できる便利なツール。
その反面、気軽に始めたものの、更新できずに放置してしまっている…ただの日記になってしまっている…という会社も多いようです。
NETSANYOもその内SNSデビューしたい!と思いつつ、他の会社様のSNSを覗いたりしています。
そこで今回は3大SNS(Facebook・Twitter・Instagram)の特性、そして企業がSNSを運用する際のポイントを調べてみました!
私と同じようにSNSデビューしたい会社様、もしくはSNSを導入してはいるけれど上手く行っていない…という会社様はぜひ、ご自身の会社・お店に最適なSNSは何か検討するための材料にしていただければ幸いです。
ちなみに各SNSの年代別利用者数・男女比はこちらのサイトで紹介されています。とても参考になります!
OgaWeb「2018年ソーシャルメディア(SNS)の年代別利用者比較 」
3大SNS(Facebook・Twitter・Instagram)の特性
Facebook(フェイスブック)
Facebookの特性
実名登録性のSNSで、利用者は実際の友達・仕事関係の知人を中心に繋がりをもつ傾向があります。
コメントや「いいね」といった、他者の投稿に対するアクションも現実の知り合いに見られてしまいます。
そのため、現実の知り合いに「自分はこの投稿が好き」だということが知られても構わないような、比較的真面目なテイストの投稿が好まれます。
面白い投稿でも、内容によっては「仕事関係の人にはあまり見られたくない」などと判断され反応が得にくくなるかもしれません。
Facebookのメリット
Facebookでは情報は通常、「最新情報」ではなく「ハイライト」という形式で表示されます。
ハイライトは独自のアルゴリズムにより「そのユーザーが興味がある」とみなされた情報が表示されるため、投稿が有益とみなされれば長い時間表示させ続けることができます。
また、他のSNSと比べ炎上しづらいという特徴があります。
Twitter(ツイッター)
Twitterの特性
日常生活であったことや自分の考えを、140文字以内の短文や写真で「つぶやく」ためのSNSです。
実名登録する必要がなく、気楽に言いたいことを発信できる特徴から、趣味層や20代以下の若年層に多く利用されています。
フレンドリーな感じの投稿・オモシロ投稿が好まれる傾向があります。
Twitterのメリット
主要SNSの中で最も拡散力の高いSNSです。
利用者は「リアルの知り合いに見られる」ことを考えずに、面白いと思う投稿に対し素直にアクションを起こします。
「リツイート」機能により、面白いツイートはフォロワーからそのフォロワーへ、さらにそのフォロワーへ…とどんどん拡散される可能性があります。
3.Instagram(インスタグラム)
Instagramの特性
写真による直観的なコミュニケーションが中心のSNSです。
「インスタ映え」という言葉があるように、いかに見栄えのする写真を撮るかが反応を得るポイントとなります。
Instagramのメリット
「可愛い、格好いい、ここに行ってみたい」といった画像から得られる直観的な感情を、販促・集客に繋げることができます。
ビジュアルだけでこういった感情を呼び起こすことができる飲食店、車やアパレル、観光業、旅館やホテルと言った業種に適しています。
反面、説明が無ければ伝わらないような商品・サービスを扱う業種には不向きです。
企業がSNSを運用する際のポイント
1.他のソーシャルメディアとの使い分けを明確にする
SNSごとに特性があり、好まれる投稿のテイストも異なります。
顧客を増やしたいし、とりあえず全部導入してみよう!…ではなく、自身の企業・店舗に適切なSNSを導入しましょう。
複数のSNSを導入する場合は、SNSごとに投稿内容を変え、そのSNSで好まれやすい文章や写真を投稿しましょう。
2.ターゲット・目的・運用ルールを明確にする
「とりあえず定期的に投稿しよう」ではただの日記になってしまいがちです。
「このターゲット宛てに、こういった情報を提供する。」という運用にあたってのルール・目的を明確にし、そこから脱線しないように運用しましょう。
3.担当者を決めて運用する
内容を考え、写真を撮影し、文章を練って…と、SNSの更新には思うより時間がかかるものです。
また投稿者が多いほどターゲットや運用ルールの共有も難しくなり、ぶれやすくなりますので、運用担当者は絞った方が良いでしょう。
4.中長期的に成果を出そうと考える
SNSマーケティングで成果を出すには時間がかかるものです。
話題性のある投稿やキャンペーンを打ち出し、短期間でファンを獲得する…というのも不可能ではありませんが、難しいものです。
SNSを始めた=すぐに販促に繋がると考えず、地道にファンを獲得するための努力が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SNSマーケティングは、まずはSNSを通じてファンになってもらい、そこから販促・集客に繋げることが目的となります。
そのためすぐに成果が出るものではなく、地道に更新していく必要があります。
その反面、低コストで導入でき、成功すれば見返りの大きいマーケティングです。
ぜひお役立てください。
ではでは、K2でした。